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学部の入学試験情報(2017(平成29)年度入試)

 2017(平成29)年度入試については,こちらをご覧下さい.



学部の入学試験情報(2016(平成28)年度入試までの情報です.ご注意下さい.)

 地球環境学は地球を対象とした科学ですから,数学,物理学,化学,生物学等の視点がすべて入ってきます.そのため,地球環境学を学ぶには理科の基礎知識が必要ですが,さらに英語や国語の能力も要求されます.地球環境学は野外に出て自然の姿を観察することを重視しますので,入学試験では体力は問いませんが,このための適性も必要です.「地学」が開講されていることが多い文系コースから受験することも可能ですが,理学部にある地球環境学科ですから,入学後には理学部の卒業生になるための自主的な努力が必要になります.
 例年,入学試験は,3つの方法で行っています.これらの公表は山形大学入試案内で行っています.募集要項は,「入学者選抜要項」(発行7月),「推薦入学学生募集要項」(発行9月上旬),「一般選抜試験学生募集要項」(発行11月上旬)が順次公表されます.
 山形大学の入学案内(→リンク)や資料請求サイト(→リンク)をご確認ください.

推薦入試

 地球とその自然に強い関心と意欲がある生徒を対象に,一般選抜より先に行う制度です.募集人員は10名です.
「好奇心」や「自主性」を重視しますので,こうした特質があると思われましたらチャレンジしてください.

 この選抜は「大学入試センター試験の成績」,「書類審査」及び「面接」を総合して行います.大学入試センター試験の理科は1科目のみです.文系コースに居る「地学」が好きな生徒も受験出来ます.

 書類審査では,学校からの推薦書と調査書,本人自筆の志望理由書が審査されます.このうち志望理由書はこれまでの具体的な経験を通して「好奇心」や「自主性」を訴えてください.面接は自然科学を学ぶ適性を直接面談して判断するものです.そのために事前に作業をしてもらいます.内容は年によって異なりますが,40〜50分,短い文章を読んだり,物を観察するなどの簡単な作業をしてもらいます.その後の面接時間は10分程度で,一般的な事項や作業の結果についてお聞きします. こうした面接は主に学力以外の適性をみるものですから,高校で地学を履修していなくても支障はありません.
 これまでの事前作業を下に記します.

  平成28年度:9種類の試料(鉱物・岩石・化石等)を観察し,それらの特徴を説明すると共に,試料を3つに分類し,その基準などを説明するという課題でした.

  平成27年度:「地球全史スーパー年表」(岩波書店)を読み自分なりに年表を作成してもらい,その年表のねらいを発表してもらいました.
  平成26年度:5種類の岩石を観察してもらい,試料からわかることを発表してもらいました.
  平成25年度:地球環境学に関係する3種類の書籍から一部を抜粋した文章(それぞれ新書判の数頁分)を読んでもらい,どの話題に興味を持ったか関心を抱いたキーワードは何かについて説明してもらいました.
  平成24年度:山形を含む4都市のクライモグラフを作成してもらい,グラフから読み取れることを説明してもらいました.
  平成23年度:新聞に掲載された地球環境学に関係する複数の記事の中から1つを選んでもらい,その記事の要点について発表をしてもらいました.
  平成22年度:樹脂で固めた砂と岩石試料の特徴について,言葉だけで詳しく説明をしてもらいました.
  平成21年度:5種類の岩石を観察してもらい,試料からわかることを発表してもらいました.
  平成20年度:自然災害の被害(人数・額)の地域差に関する資料から読み取れることを発表してもらいました.
  平成19年度:日頃から,もしくは最近興味を持っている地球や環境に関する話題について発表してもらいました.
  平成18年度:クリティカル・シンキングと地震予知研究に関する資料を読み,考えたことを発表してもらいました.
  平成17年度:4種類の砂を観察してもらい,その産地や,試料からわかることを発表してもらいました.
  平成16年度:身近な自然にある実物の観察と分類について発表してもらいました.
  平成15年度:バイオマスエネルギーに関する資料について発表をしてもらいました.
  平成14年度:「地球環境」について思いつく事柄どうしの関係を図に描いてもらいました.
  平成13年度:人工衛星による中近東からインドにかけての2枚の画像を観察してもらいました.
  平成12年度:科学雑誌「ニュートン」のプレートテクトニクスに関する記事を読んでもらいました.

 本学科で勉強したいと強く願う人は,まずはこの推薦入学制度を利用してください.地球の自然に対し知的興味のある人を待っています.

一般選抜前期試験

 主に総合学力をみるために,幅広い志望者を対象に小論文試験を実施します.募集定員は15名です.

 試験の形式は「○○について書きなさい」といった,いわゆる「小論文」ではありません.総合的な問題です.【「総合問題」とは表記できないため,小論文としています】

 試験問題は論文などの科学的記事や図表の内容を尋ねるものが主体です.出題のねらいは中学・高校で学習した基礎知識の「活用力」を見ようとするものです.このため科学的な論文を読んで内容を文章に要約したり,図表を読み取ったり,数値データを図化したり,あるいは簡単な計算をしてもらうこともあります.また,英文の読解力は自然科学を学ぶ上で必要な技能ですから,一部には英文を使った問題が含まれます.英文問題は平易な文章の内容の説明や,一部の和訳が主体です.

 これまでに使用された主資料の出典を示します.

  平成28年度:高橋正樹著「破局噴火−秒読みに入った人類破滅の日」(祥伝社)
  平成27年度:丸岡照幸著「96%の大絶滅」(技術評論社)
  平成26年度:酒井治孝著「地球学入門」(東海大学出版会)
  平成25年度:竃義夫著「日本海のおいたち」(青木書店)
  平成24年度:大河内直彦著「チェンジング・ブルー 気候変動の謎に迫る」(岩波書店)
  平成23年度:田近英一著「地球環境46億年の大変動史」(DOJIN選書)
  平成22年度:木川田喜一著「温泉は地面ののぞき窓−温泉の成分から地下の様子を探る−」:西村進編「温泉科学の最前線」(ナカニシヤ出版)
  平成21年度:吉井譲著「論争する宇宙」(集英社新書)
  平成20年度:産業技術総合研究所著「きちんとわかる巨大地震」(白日社)
  平成19年度:野崎義行著「地球温暖化と海」(東京大学出版会)
  平成18年度:平朝彦・徐垣・末廣潔・木下肇著「地球の内部で何が起こっているのか?」(光文社新書)
  平成17年度:畠山史郎著「酸性雨」(日本評論社)
  平成16年度:北野康著「新版 水の科学」(NHKブックス)
  平成15年度:首藤伸夫・片山恒雄著「大地が震え海が怒る」(オーム出版局)
  平成14年度:内嶋善兵衛著「地球温暖化とその影響」(掌華房)
  平成13年度:高柳洋吉著「地球科学に革命を起こした船」(東京大学出版会)
  平成12年度:町田洋・森脇広編「火山噴火と環境・文明」(思文閣出版)

 なお,高校で地学を選択していない受験生も多いので,地学を学ばなくても解答できるよう配慮されています.

一般選抜後期試験

 高校の調査書とセンター試験の成績から,日頃積み重ねた基礎学力をみようとするものです.募集定員は5名です.
理数系科目と外国語についての関心と学力を備え,ねばり強く努力型の人の入学を期待しています.



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