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学科・専攻案内

学科・専攻の教員

 地球環境学科・地球環境学専攻では,11名の教員が学生の指導にあたっています.
 また,協力関係にある地域教育文化学部生活総合学科や人文学部の関連分野(地質学・地形学・地理学)の教員から助言を受けることが可能です.

写真 氏名・職名
研究室ページ
研究者情報
メッセージ
長谷見 晶子

教授

研究者情報
地震波を利用して地下のようすを調べる研究をしています.火山の下はどうなっているのだろう,断層は深いところでどんな形をしているのだろう,という疑問に駆られて,観測に出かけたり,データを集めたりしておもに東北日本を対象に調べています.学生,院生もそれぞれ興味を持つテーマに取り組んでいます.今年は「カルデラの下の構造はどうなっている?」「東北日本の地殻の全体像をみてみよう」「山形県の地震活動は活発化しているか?」「大地震のときの揺れを予測するには?」などを卒業研究,・修士論文で研究し,良い成果を得ました.研究を進める過程ではパソコンやワークステーションを使う勉強をしたり,研究室総出で観測に行ったり,たくさんの機関合同の観測に参加したりします.計算機に強くなれる,あちこち景色のよいところに出かけられる分野です.
中島 和夫

教授

研究室

研究者情報
私の専門は金属鉱床学で,金属資源がどのようにしてできるのかを研究しています.資源はなぜ特定の場所に存在するのか?それを探すにはどうしたらいいのか?これらの疑問に答えることができれば,近い将来資源の枯渇が叫ばれている人類にとって,重要な方策を与えることができます.具体的には,火山地帯の周辺にできる温泉地域の地質調査やX線回折分析などを行い,変質作用や金属鉱化作用を調べています.また,このような温泉作用は海底の下でも起こっていて,中央海嶺などの海底火山に伴って生じています.「しんかい2000」に乗船してこのような場所の潜水調査に参加したり,世界中の海底温泉から採取したサンプルの分析も行います.これらを卒業研究で行うためには野外や岩石サンプルを詳細に観察したり,英語の文献を何十編も読みこなす必要があります. 
丸山 俊明

教授

研究者情報
私は山形大学の出身です.私が学生の時には理学部にはこの学科はまだありませんでした.小さな地学講座に同級生は4人だけ,先生も5人でした.今は学科が充実したので,どの先生について何を勉強すればよいのか迷ってしまうほどです.みなさんがしっかりと自覚を持って入学しないと,何一つ実らぬまま卒業ということになりかねません.地球環境学の対象は地球そのものなので,まず野外に出て地層や岩石を見ることが好きな人に入学してほしいと思います.私の専門は地質学と古生物学です.研究テーマは顕微鏡で珪藻の化石を調べて,地層の年代を決めたり過去の海洋環境を復元することです.ジョイデス・レゾリューション号に乗って,南極海やカリフォルニア沖の深海底をボーリングしました.研究室ではその時のサンプルを使って,卒論や修論に取り組んでもらっています. 
柳澤 文孝

教授

研究者情報
春になると空が黄色くなることがあります.黄砂現象です.黄砂現象によって舞い上がったアジア大陸の砂漠地帯の砂は日本はもちろん太平洋の真中のハワイにまで運ばれています.アジア大陸から日本に運ばれてくるのは黄砂粒子だけではありません.大気汚染物質も運ばれてきています.冬になると汚染がひどくなることから,大陸で発生した汚染物質は北西の季節風に乗って日本に来ていると考えられています.大陸起源の大気汚染物質は蔵王の樹氷を汚染したり,酸性雨の原因ともなっているのです.しかし,詳しいことはまだよくわかっていません.これらを解明するには,(1)アジア大陸で砂漠や大気汚染を観測する,(2)日本国内で酸性雨(酸性雪)や大気汚染物質(エアロゾル)を分析したり,黄砂現象や蔵王の樹氷の汚れを長期間観測する必要があります.皆さんも一緒に研究してみませんか. 
鈴木 利孝

教授

研究者情報
1846年、「種の起源」を著したチャールズ・ダーウィンはビーグル号による航海中、甲板に細かな砂が積もることを見つけ、それは遠くサハラ砂漠から貿易風により運ばれてきた風送塵(エアロゾル)であることを発表しました。それから140年後、しがない不良学生だった私は、彼の偉大な発想と哲学、そしてそれを現在に伝える科学に出会い、人間の価値観やスケールなど遠く及ばない「神の視点」を追求することに没頭しました。黄砂が太平洋の海底土を形成したり、植物プランクトンの栄養になったりという、大抵の人は嘲笑するようなことを夢中になって調べました。以来30年、エアロゾルと気候・環境変化との関連を調べ続けています。ようやく一般に、研究の重要性が理解されはじめたところですが、まだまだ謎も多く、面白くて飽きません。最近参加した第54次南極観測隊では、過去100万年の気候変動を解き明かす予備調査をしてきました。これからグリーンランド氷床融解の原因を探る観測も始めます。新しい展開はあなたの活躍にかかっています。私と一緒に美しい極地に思いをはせ、壮大な地球の息吹を感じてみませんか。
Richard W. Jordan

教授

研究室

研究者情報
私の専門は大きく分けて2つです.1)現在の海洋植物プランクトン群集(特に海成石灰質のナノ化石と珪藻化石)による,第四紀の古環境の解明しています.石灰質のナノプランクトンは非常に大きなブルーム(大増殖した水塊)を時々作り,衛星からも見ることができます.これらのブルームはとても大きく頻繁に発生してイオウの化合物(DMS)を大気に放出し,世界の気候に大きな影響を与えていると考えられています.2)北極・南極の海中の珪藻化石の詳細な分類調査から,進化を調べています.気候変化の珪藻進化は影響を受けているので,これからも環境の変化がわかります.電子顕微鏡を使って,微化石の世界を探りながら,大きなスケールの海洋の歴史を一緒に研究してみませんか.また,ジョルダン研究室を訪ねて来る海外の研究者や他大学の学生とディスカッションする機会もあります. 
伴 雅雄

教授

研究室

研究者情報
日本は世界有数の火山国です。私の研究はその火山に関するもので、特に活火山の噴火史と火山下のマグマプロセスの解明に焦点を当てています。火山はどのような一生を辿るのか、またその源であるマグマは地下でどんな動きをしているのかということを解明しています。これまで、蔵王山、鳥海山、鳴子火山、高松岳、青麻山、白鷹山、月山などの東北の火山を主に対象にしてきましたがドイツやメキシコなど海外の火山を扱う場合もあります。東北の火山は安山岩質の成層火山が主体ですが、その噴火史やマグマプロセスには各火山に共通の特徴と火山毎に見られる特性があります。火山を理解するにはその両面を明らかにすることが重要です。明らかになった事実は噴火予測など火山防災の上でも役立っています。火山研究の基本は野外調査にありますが、荒涼とした風景と風光明媚な面を併せ持つ火山地帯での,時に瞑想に耽りながらの調査は,独自の自然観を養う上で特別な体験にもなります.
本山 功

准教授

研究室


 研究者情報
興味の的を一言でいえば,地球の歴史です.そしてその中でも地層(とくに海で形成された地層,すなわち海成層)に記録された古環境(温暖化や寒冷化,海洋循環)や微古生物(とくに放散虫)に着目しています.深海底でできた海成層であっても,地殻変動により隆起して陸上に露出することもあります.そこで,研究材料を得るために,海洋調査を行ったり,あるいは東北・北海道などの山野にでかけて徒歩で調査をしたりします.卒論でも修論でも,自分のテーマを持って海や山へ調査に踏み出せば,きっと何か新しい発見にめぐり会えるはず.その積み重ねが,人類全体の地球への理解を一歩ずつ深めてゆくのだと思います.
岩田 尚能

准教授

研究室

研究者情報
火山噴火などの地質現象がいつ起こったかを推定する方法の1つに,放射性核種が一定の半減期で崩壊することを利用する放射年代測定法というのがあります.私は放射年代測定法のうち,K-Ar法と40Ar-39Ar法を用いて火山や深成岩体の形成過程を調べています.これまでの主な研究対象は,インド・デカントラップの洪水玄武岩類,東日本の花崗岩体(阿武隈・北上地域)などです.私は1999年11月から2001年3月まで,第41次南極地域観測隊太陽系始源物質探査担当隊員として越冬してきました.この間,昭和基地周辺で約40トンの氷を溶かし,氷床に含まれている宇宙塵を採集しました.また,昭和基地の南西約300kmにあるやまと山脈周辺で,3500個を超える数の隕石とやまと山脈を構成する岩石を採集してきました.今後はこれらの試料も研究する予定です. 
加々島 慎一

准教授


研究者情報
地球の表面を覆う地殻には大陸地殻と海洋地殻があり,大陸地殻上部を構成する主な岩石は花崗岩です.花崗岩は約40億年前から地球上に存在していたことから,大陸地殻の形成と進化には花崗岩の生成が大きく関わってきます.では,花崗岩はどのようにして生成されたのでしょうか.それを解明するため,現在地表に露出している花崗岩体の地質調査をし,採取した岩石試料を用いて室内作業を行います.岩石薄片観察,全岩・鉱物化学分析,年代測定等によって花崗岩の成因を考察します.これまで私は新潟県北部の岩船花崗岩類を中心に,飯豊・朝日連峰など山形周辺地域での調査,その他多数の山域に足を運んでいます.またアフリカのモザンビークや南極の学術調査に参加し地球全体へと目を向けています.地球の歴史を地質学・岩石学から紐解いていきませんか. 
湯口 貴史

講師


研究者情報
大陸地殻の大部分は,花崗岩や変成岩と言われる岩石で構成されています.マグマ溜りの形成プロセス(花崗岩質マグマの貫入・定置等)は,花崗岩体自体の岩相分布や化学組成分布に影響を与え,さらにマグマの貫入に伴い周囲の岩石に放出する熱は,変成岩の形成に影響を与えます.つまりマグマから花崗岩体へと至る熱進化モデルの構築は大陸地殻中の岩体分布や化学的分布の発達・進化の解明につながるのです.このため,私は「花崗岩質マグマの発生から,貫入・定置を経て冷却固化に至るまでの熱進化モデルの解明」をメインテーマに据え,岩石・鉱物学的,熱年代学,地球化学的な手法を用いて,花崗岩や変成岩を対象とした研究を進めています.岩石の研究は地道な努力の積み重ねですが,その先には地球規模の現象の解明につながっています.ぜひ一緒に研究しましょう!


山形大学 地域教育文化学部 生活環境科学コース 

職名・氏名  専門  研究者情報
教授  川邉 孝幸  地質学/堆積学  リンク
教授  大友 幸子  地質学/構造岩石学  リンク
教授  八木 浩司  地理学/第四紀地形学 リンク


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