日本の間欠泉

子供の頃、宮城県鬼首に間欠泉があることを知りました。
その間欠泉は圧力低下により、自然状態では噴出間隔が長くなりました。
そのままでは観光の対象にならないということで、圧力増加の装置を埋め込みました。
その結果、噴出間隔は15分となり、立派な観光資源になっています。
でも、間欠泉なんて、天然であるから価値があるのではないでしょうか。
諏訪湖畔の間欠泉は「高さ日本一」を謳っています。
ところが、行ってみたら「故障中」と書かれていたといあるHPに書かれていました。
小松製作所のHPには、”諏訪湖間欠泉(ここでも当社のポンプが使われています)”と写真説明があります。
諏訪湖の間欠泉は、連続噴出する噴泉塔を間欠泉に仕立てたものだそうです。
「観光目的の間欠泉にはほとんど人の手が加えられている。」と聞きました。
下に示すリストで、「天然記念物」になっているもの、「観光施設」に組み込まれていないところは大丈夫かもしれません。
手が加えられているものに関しては私が知っている範囲でコメントしておきます。

名称所在コメント
羅臼知床半島北海道指定天然記念物。
温泉掘削のボーリングで生じた。
最近は吹き上げ間隔が不安定
他のサイト1,他のサイト2
ヌプントムラウシ北海道上川郡新得町山奥の無人温泉。簡単に行けるところではありません。
登別支笏洞爺国立公園鉄泉地獄は90°の湯が定期的にわき出す。
湯沼は10日間の周期で湯量が増減する一種の間欠泉
鹿部北海道茅部郡鹿部町1924年温泉掘削中に偶然発見
新安比岩手県二戸市安代町不定期の間欠泉あり。
昭和62年に出来た新しい温泉。
吹上(鬼首温泉)宮城県鬼首カルデラの中央火口雄岳の麓は間欠泉で有名。
圧力不足のため加圧している。
広河原山形県飯豊町中津川間隔は2分〜40分位、出始めると2分〜5分以上吹き上げている。
源泉の温度は約35℃。  他のサイト1,  他のサイト2
羽根沢山形県鮭川村石油の試掘によって発見された、宿がある県内唯一の間欠泉です。(詳細不明/写真なし)
土湯福島県土湯温泉いますや旅館にある。(詳細不明)
塩原栃木県塩原温泉ゑびすや旅館にある。吹上げるタイプではない。
川俣栃木県川俣温泉噴泉橋の袂にある。最近修復した。(多分加圧しているのであろう)
熱海大湯静岡県熱海温泉大湯は世界的にも有名な自噴間歇泉でした。
明治中頃から次第に噴出は減少し、末ごろには止まってしまいました.
関東大震災の時、再び噴出しましたが、昭和のはじめに止まってしまいました。
昭和37年に人工的に噴出する間歇泉として整備され現在に至っています。
地獄谷長野県志賀高原地獄谷温泉は長野県、湯田中渋温泉郷のはずれにある。
猿が入浴することで有名になった。間欠泉は天然記念物。
その他のサイト1 
小赤沢長野県下水内郡栄村小赤沢楽養館にある。吹上げるタイプではない。
諏訪湖長野県諏訪湖畔諏訪湖間欠泉センターにある。
掘削によって出た50mの噴泉塔を、人工的に間欠泉に仕立てた。
売木村長野県売木村湯元塩吹館のすぐ前に間欠泉があり、1時間間隔で冷泉が吹き出ています。
杉谷 奈良県吉野郡東吉野村何時のころからか東吉野村杉谷に時間をおいて自噴する冷泉がある。
付近に温泉の湧出を 聞くことはなく、また地質の上からも高温の泉源は予想できない。
訪ねてみると透明な冷 泉がほぼ30分間隔で、100リットルほど噴き出して休止することを繰り返す。
台高間欠泉と呼んでいるサイト
草間岡山県新見市草間5〜6時間ごとに50分間、平常の10〜15倍の地下水を流す、間歇の冷泉。
木部谷島根県柿木村炭酸ガスの圧力による噴出。約25分間休止した後、約5分間噴出する。
湧出量も毎分200リットル、最大時400リットルと豊富。
噴出時真っ白な泡がぶくぶくと出始め、徐々に泉水が高くなり、高さ1.8メートルぐらいまで達する。
他のサイト
津和野山口県津和野1992年3月,温泉掘削のボーリングにより噴出が始まった。噴泉柱高さ70m。20分間隔。
翌年にはあまり間欠的でなくなったらしい。
温泉水にヒ素が含まれていたために封鎖したもよう。
龍巻地獄大分県別府温泉天然記念物の間欠泉。50m以上に熱湯を吹き上がる力がある(実際には天井がある)。
約25分間隔で噴出する。
竹富島海底温泉沖縄県竹富島石垣港からボート10分。水深5m〜18m。
竹富島の東側−18mの海底から約48度のお湯が湧き出ている。
間欠泉は5〜6分ごとに吹き出す。



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