堆積物の残留磁化から堆積速度を推定する



火山の噴火活動、火山が陸上のものであれ海底のものであれ、連続的な活動ではない。
強いていえば断続的活動ということになろう。
短期間の地磁気の逆転やエクスカーションは記録されない可能性が高い。
これに対して遠洋性堆積物の堆積は連続的であり、それに記録される地磁気の記録も連続的である。

堆積残留磁化による地球磁場逆転史の研究は、
陸上の火山岩の熱残留磁化および海上における地磁気の縞状異常に基づく地球磁場の逆転史の基礎の上に行われた。
堆積速度が一定であれば、深さが時間に読み替えられるわけである。
次のような観測結果から堆積速度を推定してみよう。
 
 境界名 時期  深さ 
ブルンヌ−松山  78万年前  8.0 m
松山−ガウス  259万年前  12.7 m


このようにして堆積物の磁化による地磁気逆転の時間表が作られれば、そのあとはこの時間表によって時刻を読み取ることができる。
 


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