H−R図 -- 星の表面温度(色)と絶対光度の関係 --


基本事項
この図をよく見ると、太陽質量の星の明るさは現在の太陽の明るさの71%とされています。
太陽は誕生後45億年の間に、初めの明るさより40%ほど明るくなってきているのです。
ということは、地球の歴史の初めの頃、太陽は今よりも暗かった!
それでも地球がそれほど寒かったという地質記録はありません。
これを暗い太陽のパラドックスと呼びます。なぜか考えてみて下さい。
答えを知りたい人はこちら

 

H=R図

 縦軸に星の明るさ−−絶対等級、星の放出するエネルギー−−、
横軸に星の色指数−−簡単にいえば星の色、つまり表面温度−−をとって描いた
この図をヘルツシュプルング・ラッセル図(略してHR図)と呼びます。

主として水素から成る星間雲が重力収縮を行い、重力エネルギーを熱のエネルギーに変えて光を発するようになる。
重力収縮の最後には急激な重力収縮による大量のエネルギーの放出があり、
星は安定した星になってからの明るさに比べると10倍から100倍も明るく輝く。
しかしこの時点ではまだ星はまだ重力エネルギーで得た熱を宇宙空間に放出しているにすぎない。
星が本当の意味で輝き出すには中心温度が1000万度程度に上昇し、
水素4原子が融合してヘリウム原子になる、「水素燃焼」の段階に達する必要がある。
星の一生のこの後の話は「星の一生と元素合成」を見て下さい。




[関連サイト紹介]
H-R図を作ることができる




「年代学いろいろ」に戻る