I-Xe 年代測定法
1) 127I(ヨウ素)と129Iが共に、星の中で作られ、星の死によって宇宙空間に吐き出される。
2) 半減期1700万年(1.7 Ma)の129Iは放射崩壊して129Xe(キセノン)になるので129I/127I比は減少。
3) ヨウ素、キセノンが固体物質(星間塵)に取り込まれる。星間塵は集まって隕石になる。
4) 129Iから崩壊した129Xeが初めからある129Xeに加わるので、隕石中のXeの同位体組成は時間とともに変わる。
5) 129Iが全て崩壊すると、Xeの同位体比は変化しなくなる。
元素合成によって作られた129Iと127Iの比とXeの同位体組成が分かっていれば、
現在の隕石に含まれるXeの量と129Xeと130Xe比を測定することにより隕石形成後に加わった129Xeの量を見積もることが出来、
この量が隕石形成時に存在していた129Iの量と等しいと考えると、隕石形成時の129Iと127Iの比をもとめることができ
これを、元素合成によって作られた129Iと127Iの比と比較することによって、元素合成から隕石形成までの時間を知ることが出来る。
元素合成によって作られた129Iと127Iの比とXeの同位体組成が分かっていなくても、2つの隕石の形成の時間差を見積もることは出来る。
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