微化石を用いた年代決定


 進化(変化)の速度が速く、海に広く分布し、しかも化石の産出が多い生物ということで考えると、プランクトンが第一の候補に上がる。有孔虫、珪藻、放散虫、ナノプランクトンなどが、よく使われる。
例えば、ナノプランクトンであれば、何種類もが同時期に生息し、しかも一つ一つの種が異なった発現時期と消滅時期を持っているので、これらを組み合わせれば、地層をかなり細かな時間間隔で分けることが出来る。例えば図で水色に示した時間帯に堆積した地層には、2,3,4,10,18,23,25,26,27,35の種は存在するが、その他は存在しない。16が存在せず、18、27が存在することがこの時間間隔を強く限定している。
 ただし、生物が種として出現した年代と現在までに見つかっている最初の化石の年代とは必ずしも一致せず、また、化石として認められなくなった後もしばらくは生息していた可能性はあるので、細かい議論を行うときには十分注意が必要である。

 微化石の写真を載せてあるサイトへのリンク集にリンクを貼っておきます。有孔虫、珪藻、放散虫、ナノプランクトン(ココリス)などの写真が載っているサイトへリンクが貼ってあります。特に、カリフォルニア大学バークレー校の博物館の中のmicrofossilのサイトと、日本の国立科学博物館の Virtual Museumの過去の特別展の中の微小藻 にいい写真が載っている。


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