太陽系星雲
星は宇宙空間に広がっている星間雲が収縮・集積することによって誕生する。太陽程度の大きさの星が主系列星になるまでの段階の天体をYoung Stellar Object (YSO)と呼ぶ。YSOは次の5段階を通って主系列星になる。

- 星間雲の崩壊:
星間雲が自己重力によって、あるいは近くで起きた超新星爆発などの衝撃によって収縮してゆく段階。
継続期間は、自己重力のみによる場合は100万年から1000万年。衝撃波があれば10万年程度のこともある。
- Class 0 :
中心星が形成される。中心星は星間雲の重力崩壊で獲得したエネルギーで輝いている。
厚い星間雲の中に星間物質が円盤状に中心星を取り巻く、いわゆる「降着円盤」が形成される。
星間ガスや塵は降着円盤に降り積もる。
厚い星間雲に取り巻かれているため、可視光線では観測されず、観測は専ら赤外線による。
星からは反対方向に向かう2筋のジェット流が見られ、大量の星間分子を宇宙空間に放出する。
継続期間は1万年程度。
- Class I :
降着円盤への降り積もるスピードは遅くなり、Class 0 と比べて安定した段階。
降着円盤に溜まりすぎた物質が一気に中心星に降下すると、星が一瞬大きく輝き、可視光でもみえることがある。(FU Orions outburst)
jet噴出は続いている。
継続期間は10万年程度。
- Class II :
古典的なT-Tauri星の段階。中心星を取り巻く星間雲が吹き払われ、降着円盤だけが残る。
中心星は可視光で明るく輝く。
降着円盤内では木星型惑星の形成が始まる。
継続期間は10万年から1000万年程度。
- Class III :
Weak-line T-Tauri星。降着円盤内で微惑星の形成が進み、細かい塵がなくなるので、中心星の光を遮るものはなくなる。
地球型惑星の形成が進む。この段階は主系列星に入るまで続く。
T Tauri Stars "Young Suns" (Univ. Arizona)
YSOについて簡潔にまとめています
The Formation & Evolution of Planetary Systems (Univ. Arizona)
ダウンロード可能なPower PointによるPresentationなどあります。
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